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令和 2年 5月臨時会(第 1号 5月25日)

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  1. えびの市議会 2020-05-25
    令和 2年 5月臨時会(第 1号 5月25日)


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    令和 2年 5月臨時会(第 1号 5月25日)                          令和二年五月二十五日 午前十時開会 第  一  会議録署名議員の指名 第  二  会期の決定 第  三  報告第  七号 専決処分した損害賠償の額の決定について 第  四  報告第  八号 専決処分したえびの市税条例の一部を改正する条例の承認               について 第  五  報告第  九号 専決処分した令和二年度えびの市一般会計予算の補正(第               三号)の承認について 第  六  報告第  十号 専決処分した令和二年度えびの市一般会計予算の補正(第               四号)の承認について 第  七  議案第三十三号 令和二年度えびの市一般会計予算の補正(第五号)につい               て           本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件                        令和二年五月二十五日 午前十時開会   一  会議録署名議員の指名   二  会期の決定   三  報告第  七号 専決処分した損害賠償の額の決定について
      四  報告第  八号 専決処分したえびの市税条例の一部を改正する条例の承認に              ついて   五  報告第  九号 専決処分した令和二年度えびの市一般会計予算の補正(第三              号)の承認について   六  報告第  十号 専決処分した令和二年度えびの市一般会計予算の補正(第四              号)の承認について   七  議案第三十三号 令和二年度えびの市一般会計予算の補正(第五号)について 出 席 議 員(十五名)     一番   北 園 一 正  君     一〇番   上 原 康 雄  君     二番   小 宮 寧 子  君     一一番   竹 中 雪 宏  君     三番   吉 留 優 二  君     一二番   西 原 義 文  君     四番   金 田 輝 子  君     一三番   西 原 政 文  君     五番   中 山 義 彦  君     一四番   蔵 園 晴 美  君     六番   遠目塚 文 美  君     一五番   栗 下 政 雄  君     七番   小 東 和 文  君     八番   田 口 正 英  君     九番   松 窪 ミツエ  君 欠 席 議 員(なし) 議会事務局職員出席者   事務局長     山 口   忍 君  議事運営係    遊 木 凡 子 君   事務局次長    塚 田 和 孝 君   議事運営係長   鶴 田 淳一郎 君 地方自治法第一二一条による説明のための出席を求められた者   市長       村 岡 隆 明 君  税務課長     川 野 利 光 君   副市長      杉 元 真 一 君  こども課長    永 田 祐 雄 君   教育長      永 山 新 一 君  観光商工課長   吉 留 伸 也 君   総務課長     谷 元 靖 彦 君  畜産農政課長   川 越 政 文 君   企画課長     黒 松 裕 貴 君   財政課長     宮 浦 浩 二 君   学校教育課長   白 濱 美保子 君                     開会 午前 十時  〇分 ○議長(北園一正君)  おはようございます。  ただいまから、令和二年五月えびの市議会臨時会を開会いたします。  ただいまの出席議員は全員であります。  これより、直ちに本日の会議を開きます。  本日の会議は、議席に配付いたしております議事日程第一号によって進めます。  これより、本日の日程に入ります。  日程第一、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第八十五条の規定により、議長において七番小東和文議員、十番上原康雄議員及び十一番竹中雪宏議員の三名を指名いたします。  日程第二、会期の決定を議題といたします。  今期臨時会の日程は、議席に配付いたしております会期日程案のとおり、本日一日間とする旨、議会運営委員長から報告がありました。  お諮りいたします。議会運営委員長から報告のとおり、今期臨時会の会期は、一日間とすることに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北園一正君)  御異議なしと認めます。よって、今期臨時会の会期は、議会運営委員長から報告のとおり、本日一日間とすることに決定いたしました。  日程第三、報告第七号専決処分した損害賠償の額の決定についてから、日程第六、報告第十号専決処分した令和二年度えびの市一般会計予算の補正(第四号)の承認についてまで、及び日程第七、議案第三十三号令和二年度えびの市一般会計予算の補正(第五号)について、以上、一括議題といたします。  市長に提案理由の説明を求めます。市長。 ○市長(村岡隆明君)  おはようございます。それでは、本日の五月臨時会に提案いたします議案等について、その提案理由を御説明いたします。  報告第七号専決処分した損害賠償の額の決定について御説明申し上げます。  令和二年一月十二日日曜日、午前九時四十五分頃、財産管理課臨時職員が、宮崎県市町村対抗駅伝競走大会出場選手送迎用務で宮崎県弁護士会館駐車場に駐車するため公用車マイクロバスを後退させたところ、後方確認不足により当会館駐車場のフェンスに接触し、損傷させた物損事故について、市側の過失割合一〇〇%、相手側の過失割合〇%の判定で示談が成立し、損害賠償額が決定しましたので、地方自治法第百八十条第一項の規定により専決処分しました。よって、同条第二項の規定により報告するものであります。  報告第八号専決処分したえびの市税条例の一部を改正する条例の承認について御説明申し上げます。  地方税法等の一部を改正する法律、地方税法施行令の一部を改正する政令及び地方税法施行規則の一部を改正する省令が令和二年四月三十日に公布され、いずれも原則として公布の日から施行されることとなりました。これに伴い、えびの市税条例の一部を改正する必要が生じましたが、議会の議決すべき事件について特に緊急を要するため議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認め、地方自治法第百七十九条第一項の規定により専決処分しましたので、同条第三項の規定によりこれを報告し、議会の承認を求めるものであります。  改正の主な内容につきましては、新型コロナウイルス感染症による経済活動減少による収入や売上高の減少に対応するための税制措置として、収入が前年同期比で相当減少した場合に、基本的に全ての税目を対象に、無担保かつ延滞金なしで一年間の徴収猶予を適用できる特例を設けること、固定資産税につきましては、中小事業者の一定期間の売上高の減少に応じて、令和三年度課税の課税標準を二分の一又は零にすること、軽自動車税につきましては、環境性能割の税率を一%軽減する特例措置の適用期間を令和二年九月三十日から令和三年三月三十一日まで延長すること等であります。  報告第九号専決処分した令和二年度えびの市一般会計予算の補正(第三号)の承認について御説明申し上げます。  国の「新型コロナウイルス感染症緊急経済対策」に基づき、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている子育て世帯の生活を支援する「子育て世帯への臨時特別給付金」事業を実施すること及び新型コロナウイルス感染症の影響を受け、売上高等が減少し、企業活動に支障が生じている市内小規模事業者(宿泊業及び飲食サービス業)に対し、企業活動の維持又は継続のための緊急支援として、「えびの市小規模事業者事業継続支援金」事業を実施することに伴い、令和二年度えびの市一般会計補正予算を計上する必要が生じましたが、議会の議決すべき事件について特に緊急を要するため議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認め、地方自治法第百七十九条第一項の規定により専決処分しましたので、同条第三項の規定によりこれを報告し、議会の承認を求めるものであります。  予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ四千六百九十五万二千円を追加し、補正後の予算総額歳入歳出それぞれ一百六十一億四千二百八十六万三千円となります。歳出としましては、民生費では、子育て世帯への臨時特別給付金事業費の計上、商工費では、小規模事業者事業継続支援金事業費を計上するものであります。歳入としましては、子育て世帯への臨時特別給付金事業に伴う国庫補助金の計上及び財政調整基金繰入金を増額するものであります。  報告第十号専決処分した令和二年度えびの市一般会計予算の補正(第四号)の承認について御説明申し上げます。  新型コロナウイルス感染症の影響による牛肉需要の低下により、枝肉価格が暴落し、経営面で大きな影響を受けている肥育農家素牛導入意欲が減退することで子牛価格も大きく下落し、本市の和牛生産基盤の弱体化が懸念されることから、肥育農家素牛導入支援策を行うため令和二年度えびの市一般会計補正予算を計上する必要が生じましたが、議会の議決すべき事件について特に緊急を要するため議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認め、地方自治法第百七十九条第一項の規定により専決処分しましたので、同条第三項の規定によりこれを報告し、議会の承認を求めるものであります。  予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ二百二十五万円を追加し、補正後の予算総額は一百六十一億四千五百一十一万三千円となります。歳出としましては、農林水産業費で、肉用牛生産者緊急支援対策事業補助金を計上するものであります。歳入としましては、歳出の財源として財政調整基金繰入金を増額するものであります。  議案第三十三号令和二年度えびの市一般会計予算の補正(第五号)について御説明申し上げます。  令和二年度えびの市一般会計予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ四千二百四十五万円を追加し、補正後の予算総額は、歳入歳出それぞれ一百六十一億八千七百五十六万三千円となります。今回の補正のうち歳出の主なものは、新型コロナウイルス感染症対策事業として民生費では、ひとり親世帯への支援となる、「ひとり親世帯応援給付金」の計上、教育費では、小中学校の児童・生徒の保護者への支援となる、「学校給食費負担軽減補助金」の計上などであります。歳入としましては、今回補正の財源としてのえびの市心のふるさと基金繰入金が主なものとなっており、そのほか歳出に係る財源を補正するものであります。また、債務を負担する行為が数年度を要するため、新型コロナウイルス感染症緊急対策利子補給補助金に係る債務負担行為を追加するものであります。  以上、御提案申し上げましたが、何とぞ御賛同賜りますようお願いいたします。 ○議長(北園一正君)  説明が終わりました。  これより質疑に入ります。なお、質疑につきましては、申合せにより、自己の所属する委員会の所管事項に関する事項は自粛する。ただし市長、副市長等の見解を求めるものは除くとなっておりますので、御了承願います。質疑はありませんか。  質疑通告のためそのまま休憩いたします。                     休憩 午前 十時 十五分                     開議 午前 十時 十七分 ○議長(北園一正君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑の通告がありますので、順次発言を許します。  まず、十一番竹中雪宏議員の発言を許します。竹中雪宏議員。 ○十一番(竹中雪宏君)  おはようございます。  それでは、議案第三十三号について質疑を行います。本議案は特別委員会へ付託される案件でありますので、市長、教育長にお尋ねをしてまいります。  資料三ページで質疑をいたしますが、新型コロナウイルス感染症対策事業の中で、まず、肥育牛経営緊急支援対策事業六百四十万円について伺いますが、事業内容に記載してありますように、肉用牛肥育経営安定交付金制度通常マルキン事業と呼ばれておりますけれども、本事業において粗収益が生産費を下回った場合、その差額の九割を上限として交付をされるものであります。これまで、宮崎県は地域算定方式でありましたものが、本年三月販売分より国内を十ブロックに分けて、地方ブロックで算定するようになったことから、かなりの改善が図られておりますけれども、先般の肉用牛生産者緊急支援対策事業の中で、課長の説明にありましたように、前年同月と比較したときに、三十一万円落ち込んでいるとの説明でありました。  これを参考にして計算をしたときに、三月販売分のマルキン事業の交付額は、一十七万一千七百一十一円ですので、差引きいたしますと、一十四万円の損失が出るのは一目瞭然でお分かりになると思いますが、そのようなことを勘案されて、本市の支援額を一頭当たり五千円にされたものか市長に伺います。 ○市長(村岡隆明君)  この対策事業につきましても、以前も答弁いたしておりますが、えびの市、県、普及所等コロナ対策のチームをつくって、その中でいろいろと、当然、小林市、高原町との同調等も含めて考えておりますので、そういったものも勘案した上で政策としてまとめたところでございます。 ○十一番(竹中雪宏君)  他市、二市一町の連携を図って、この金額を定められたということでございますけれども、各自治体では、肥育農家繁殖農家は車の両輪であるとの観点から、マルキン事業に三万円から五万円上乗せして支援される自治体や、鳥取県のようにマルキン事業の差額を一〇〇%補填されるところもありますが、本市のように、一十四万円の損失が出ると理解されながら、五千円の支援額で経営の安定が図られると思われて予算化されたものかお尋ねします。 ○市長(村岡隆明君)  当然、この支援策で全ての赤字の補填ができるとは考えておりませんが、こういった形の支援をすることで離農であったりとか、そういった引き止めになればということもございます。えびの市内では大規模な経営をされるところ等もございますので、ある程度の上限というものも認めていかないと、かなりの財政負担にもなる部分もございますので、こういったルールを決めて予算措置したところでございます。 ○十一番(竹中雪宏君)  先ほども申し上げましたが、二市一町の協議の結果で、このようになったというような答弁でございますけれども、今回提案されます支援単価を今後見直す考えはないのか、そこらあたりを伺いたいと思います。 ○市長(村岡隆明君)  今回の提案に関しましては、この内容で御審議をいただきたいと思っておりますが、当然、直近であれば、六月の定例会等もございますし、いろいろなまた経済状況、畜産のみなならず、ほかの予算の計上の必要性、そういったものも出てこようかと思っておりますので、今後ともこの新型コロナウイルスに関する、農林水産業にかかわらずでございますけれども、政策についてはまた随時新しい提案等も含めて検討を続けていきたいと思っております。 ○十一番(竹中雪宏君)  今後随時検討を続けていきたいということでございます。  次に、教育長にお尋ねいたしますが、飯野高校生を対象とした地産地消推進三十万円についてお尋ねいたします。  地産地消ということで、大変結構なことと思いますが、どのような方法で地産地消の推進を図られるものか、まずお尋ねいたします。 ○議長(北園一正君)  そのまま休憩いたします。                     休憩 午前 十時二十三分                     開議 午前 十時二十五分 ○議長(北園一正君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 ○教育長(永山新一君)  失礼いたします。小中校生に関しましては、学校給食の中で、例えば宮崎牛を給食の中で取り入れたりするなど対応を今後考えております。 ○十一番(竹中雪宏君)  ただいま小中学校のことを申されましたけれども、私は飯野高校のことをお尋ねいたしておりますが、飯野高校も同等の扱いをされるということでよろしいんですか。 ○畜産農政課長川越政文君)  今回御提案申し上げています飯野高校生を対象としました地産地消推進でございますけれども、今、担当課のほうで計画を持っています内容につきましては、えびの市のPR、それから社会貢献活動を通して大変すばらしい活動をされている市内唯一の県立高校であります飯野高校の生徒を対象として考えておりまして、えびの産宮崎牛のサポーターとしてぜひなっていただきたいと思っております。  えびの市の基幹産業は農業であります。その中でも中心である畜産に対する理解醸成活動として捉えておりまして、地元の宮崎牛生産者や関係団体の協力もいただきながら、食育活動として実施を計画しておるところでございます。 ○十一番(竹中雪宏君)  先ほどからお尋ねしておりますが、飯野高校にも給食を提供されるということで理解をしてよろしいんですかということをお尋ねしているんです。 ○教育長(永山新一君)  大変失礼しました。給食の提供というわけではございません。 ○十一番(竹中雪宏君)  給食の提供ではないということでございますが、それを具体的にお示ししていただけませんか、方法を。 ○畜産農政課長川越政文君)  えびの市畜産振興会肥育牛部会の皆様方の役員の方にお願いいたしまして、飯野高校の調理室になるのか分かりませんけれど、そこ辺については今から学校の先生と打合せしますけれども、目の前で焼いていただいて、それを提供していくという、今、計画を持っております。
    ○十一番(竹中雪宏君)  畜産農政課長の答弁では、まだ、打合せができていない状況のようでございますけれども、そういった中で、この事業が成功されると思っておられるんですか。 ○畜産農政課長川越政文君)  飯野高校の教頭先生のほうとは一度は打合せをしておりまして、詳細につきましては、今後、打合せをさせてくださいということで、今、進んでいるところでございます。  なお、畜産振興会の役員の方々につきましては、こういったことで宮崎牛の消費の喚起ということで御協力をいただきたいということで説明をしているところでございます。 ○十一番(竹中雪宏君)  大体理解をさせていただきました。給食ではなくて、給食の提供ではなくて、焼き肉を提供をすると、部会の御協力によって提供する事業であるということで三十万円計上されたということでよろしいんですか。 ○畜産農政課長川越政文君)  おっしゃるとおりでございます。 ○十一番(竹中雪宏君)  分かりました。ぜひ、成功するように祈って、私の質疑を終わります。 ○議長(北園一正君)  次に、八番田口正英議員の発言を許します。田口正英議員。 ○八番(田口正英君)  おはようございます。今回の質疑は、議案第三十三号令和二年度えびの市一般会計予算の補正(第五号)についてでありますが、中身については、説明書の三ページ、新型コロナウイルス感染症対策事業であります。市長と、これは先ほど竹中議員のほうから質疑もありましたが、学校関係を質疑をしたいと思います。  まず、市長にお尋ねいたしますが、今回の新型コロナウイルス感染症で相当のダメージを受けておられる肥育農家の方々の支援事業ではなかろうかと思っております。この肥育農家の方々は、今回、国内を見てみますと、相当影響は長引くであろうと私もそう思っております。ひいては繁殖農家、そういった方々まで尾を引いてしわ寄せが来るのではなかろうかと思っておりますが。  この事業は、今、竹中議員の答弁の中にもありましたが、国内をブロック別に分けて対応・対策をとっておる事業。これはalicという略称で、独立行政法人農畜産業振興機構の中の対策事業だと認識をしておりますが、市長は御存じでしょうか。 ○市長(村岡隆明君)  マルキン事業の中身であったり、その中身が随時変わってきているということも存じ上げて認識しているところでございます。 ○八番(田口正英君)  では、早速ちょっと市長のほうにお尋ねをいたしますが、今回、前回もだったんですが、今回、肥育農家の経営が圧迫されて、粗収益が生産費を下回った場合、その差額の九割を上限とするという趣旨のもとで、この肉用牛肥育経営安定交付金制度がその中にあるわけですが、この制度はどのような制度なのか、市長にお尋ねいたします。 ○市長(村岡隆明君)  通常に経済が回っている状態であれば発動されない部分だと思いますが、今、お話があったように、特に現在収益が非常に落ちている状態のときに、マルキンの掛金を掛けていらっしゃるところに関しましては、今おっしゃったような九割の補填があるということでございますので、畜産経営者の皆さんからすれば、保険に掛っていることで赤字の部分のある程度のその分を取り返すことができるということでございまして、ほとんどの経営者の方が入っていただいておられるということで、そういった掛金の部分のサポート、そういったものを今回させていただくということでございます。 ○八番(田口正英君)  まさしく、今、市長が答弁されたように、この中に肥育農家の方々がこの事業の中に千二百八十頭、恐らく全て肥育農家の方々の頭数ではなかろうかと思っております。  今、市長の答弁の中にありましたが、この方々が保険という形で保険金を掛けておられます、一頭当たりですね。これは肥育農家と国がこの保険金を、肥育農家が四分の一、国が四分の三ということで、保険制度を設けている牛マルキン制度であります。この千二百八十頭がえびの市の全ての肥育農家の頭数と理解してよろしいでしょうか。 ○畜産農政課長川越政文君)  今回お願いしておりますこの予算に関する対象頭数の千二百八十頭につきましては、今回、対象となる三十経営体ございまして、本年三月から五月に出荷されます頭数を確認いたしましたところ、出荷予定頭数の平均が百頭ということになりましたので、百頭を支援の上限頭数として積み上げをさせていただきまして、千二百八十頭ということで算出をしてございます。 ○八番(田口正英君)  今、課長の答弁の中に、五月競りからの対象ということで、もう既に五月競りは終了をしていると思うんですが、遡ってということでよろしいでしょうか。 ○畜産農政課長川越政文君)  肉牛肥育牛が今年の三月から五月に出荷されたものが対象ということでございますので、発動の、マルキンというのは二か月遅れで発動いたしますので、三月の出荷牛については今月五月に発動されます。四月が六月、五月分が七月ということで、この期間に発動となった場合に支援するという考え方でおります。 ○八番(田口正英君)  それでは、この粗収益が生産費を下回った場合と書いてあるんですが、ブロック別に分けて、九州ブロックだと思うんですが、宮崎の粗収益と生産費は、直近の調査で幾らなのか教えていただけないでしょうか。 ○議長(北園一正君)  そのまま休憩いたします。                     休憩 午前 十時 四十分                     開議 午前 十時 四十分 ○議長(北園一正君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 ○八番(田口正英君)  この事業について、市長は、二市一町と協議をされて、どういった手だてがいいのかということを協議をされて、こういった金額になったと答弁されましたけれども、こういった内容が十分把握されてのことなのか、これは、私は県全体のことだと思うんです。あるいは国全体のことを考えていけば、やはりえびの市あるいは二市一町でされるのであれば、そういったことも加味しながら、やっぱりこういった対策事業はとるべきことだったなと思っておりますが、そこら辺は市長はどのように見解を持っておられるのかお聞かせください。 ○市長(村岡隆明君)  今回のコロナ対策の中で、県のほうからもいろいろな意見を求められる機会等もございますが、特にこういった宮崎牛という宮崎県下のブランドということに関しては、基本的にはやはり宮崎県のほうで統一した政策を打っていただきたいと。個別単位のJAであったりとか市町村で打つということよりは、ブランドの底上げも含めて、県全体のほうでいち早い政策を打っていただきたいという話は、県のほうにもお願いしているところでございますが、やはりどうしても緊急性であったりとか畜産のウエートが大きい西諸等については、いち早く政策を打つ必要があるだろうということで判断をさせていただきましたが、今後はしっかり県のほうでもブランドの回復であったりとか、そういったものもまた国県にもお願いをしていきたいと思っております。 ○八番(田口正英君)  そういう市長の思いがあれば、今後そういった独自の支援策とか、そういうものが私は出てくるのではなかろうかと思っております。  今回の六百四十万円ということは、そういった思いがあられてのことだったと思いますが、できるだけこういった肥育農家、そういった農家、あるいは経済を動かしている地場産業の方々のためにも、ぜひそういった施策をもって対応していただければいいかなと思っております。  次に、この地産地消応援消費対策事業二百七十万円、これについて、学校給食提供推進、これは県の事業を取り入れておられると思うんですが、一回当たりの牛肉の量を見てみますと、約八十キロですね。そして回数にすると、それを三回行う、この三回という根拠に至った考え方はどういったところからだったんでしょうか、お聞かせください。 ○畜産農政課長川越政文君)  この回数の三回につきましては、県の要綱で三回までという定めがございましたので、三回の計画とさせていただきました。 ○八番(田口正英君)  下の飯野高校生を対象とした地産地消推進、これも県の考えで一回ということで認識してよろしいでしょうか。 ○畜産農政課長川越政文君)  この飯野高校生を対象としました地産地消推進につきましては、市の単独で実施させていただきたいということで、一回のみの計画としております。 ○八番(田口正英君)  あとは付託される特別委員会のほうで細かく審査をしていきたいと思います。  以上で、私の質疑を終わります。 ○議長(北園一正君)  次に、六番遠目塚文美議員の発言を許します。遠目塚文美議員。 ○六番(遠目塚文美君)  それでは、私より質疑をさせていただきます。今回通告をさせていただきましたのは、報告二件、議案一件でございます。報告第八号並びに報告第十号、議案第三十三号、順に質疑をさせていただきます。  まず初めに、報告第八号専決処分したえびの市税条例の一部を改正する条例の承認について、少し説明書の中よりお聞かせをいただきたいと存じます。  国の地方税等の一部を改正する法律に基づいての改正ということは承知しておりますが、下段の部分、改正の主な内容について少しお聞かせをいただきたいと思います。  改正の主な内容の三行目になりますが、収入が前年同期比で相当減少した場合と、少し曖昧な形になっておりますが、「相当減少」というのは、どの程度のものになるのか、今の段階でお示しいただけるものがあれば、お答えをお願いいたします。 ○税務課長(川野利光君)  収入が前年同期に比べておおむね二〇%以上減少ということで通知が来ております。 ○六番(遠目塚文美君)  同じ行の、無担保かつ延滞金なしで一年間の徴収猶予を適用できる条例を設けることとなっておりますが、これにつきましては、特例を受ける際には、納税者側からの申告が必要なものなのか、それともそういった内容のものが事前に通知されるものか、お答えをお願いいたします。 ○税務課長(川野利光君)  税につきましては、基本的に申告でございます。要するに、猶予につきましても、申告、相談に来ていただいて、最終的には納税できるかできないかというのを本人で判断していただいて、猶予の許可をということになります。免除ということではございませんで、一年間以内に、また納税ということになりますので、後々負担にならないように、もう既に相談にみえてますけれども、そこをきちっと申し添えながら、認可というか許可をしているところでございます。 ○六番(遠目塚文美君)  では、その次に、二段下になりますが、中小事業者は一定期間の売上高の減少に応じてということに固定資産税についての明記がされておりますが、この「一定期間の売上高の減少」というのはどういったものを示すのか、お答えをお願いいたします。 ○税務課長(川野利光君)  一定期間と申しますのは、大体任意で三か月ぐらいをピックアップしまして、それの売上げを比較したところでの二〇%以上というよりも、二〇%のある程度ボーダーラインの範囲内でということで、それぞれの実情に応じて、個々の状況に応じて判断しているところでございます。 ○六番(遠目塚文美君)  では、次に、報告第十号専決処分した令和二年度えびの市一般会計予算の補正(第四号)の承認についてお尋ねをいたします。  この事業につきましては、五月十三日の全員協議会で説明がなされたものと認識しておりますが、間違いないでしょうか。 ○市長(村岡隆明君)  そのとおりでございます。 ○六番(遠目塚文美君)  内容につきましては、全協の場でもお示しをいただいておりますが、一点確認ですが、全協の場合の説明の際には、専決ということではなかったと思うのですが、専決に至った理由、説明書にも書いてはありますが、何か具体的にお示しになられるものがあれば、お答えをお願いいたします。 ○市長(村岡隆明君)  当初は、今日予定しております臨時会の中で正式な議案として提案をさせていただくという考えでもございましたが、全協の中でも御説明いたしましたとおり、既にもう十八日から競りが始まると、そういった告知の中で、えびのだけがまだ正式には決まってないという状況よりは、やはり先に専決をして、しっかり安心した形で皆さん方に告知すべきだということで、全協のときには議会議決という御相談をしておりましたけれども、専決という形をとらさせていただいたところでございます。 ○六番(遠目塚文美君)  では、再度確認ですが、ただいまの市長の御答弁の中にもありましたとおり、二市一町足並みをそろえて専決処分で既にということで理解してよろしいでしょうか。 ○市長(村岡隆明君)  専決処分した日時は変わってきますけれども、十八日の競りの前に小林市、高原町も専決で行っております。 ○六番(遠目塚文美君)  では、次に、議案第三十三号令和二年度えびの市一般会計予算の補正(第五号)について質疑をさせていただきますが、議案第三十三号につきましては、特別委員会への付託議案ともなっておりますので、執行部側は担当課ではなく市長もしくはまた教育長などお答えをいただければ幸いでございます。  では、初めに、予算書の八ページから九ページにかけて、三款、民生費、二項、児童福祉費、目三、母子福祉費、説明欄の〇〇二、新型コロナウイルス感染症対策費、こちらは説明書の中にも記載があるかと思います。説明書二ページとなっております。  並びに、少し飛びますが、予算書十一ページにも同様に子育て支援の施策となります予算が計上されております。予算書十ページの十款、教育費、二項、小学校費、目二、小学校教育振興費、並びに十款、教育費、三項、中学校費、目二、中学校教育振興費、どちらも新型コロナウイルス感染症対策費の要保護及び準要保護世帯応援給付金となっております。説明書の中でも、五ページに記載がされておりますが、市長、今回、このように国からおりてきたものとあわせて市独自としての支援ということで、小学校、中学校の予算説明書の五ページの分に関しては、市独自の予算となっているかと思いますが、認識としては間違いないでしょうか。 ○市長(村岡隆明君)  市独自の政策でございます。 ○六番(遠目塚文美君)  教育長にお尋ねいたします。学校休校のみならず、新型コロナウイルスによっての大変大きな影響を受けているのは、全世帯、子どもから大人まで全てかと思いますが、その中で今回このように特化した形での支援となっております。教育長として、学校現場、様々なお声をお聞きになっていらっしゃると思いますが、このような支援、どのように支援、行き届くものか、お示し、お答えをお願いしたいと存じます。 ○教育長(永山新一君)  もう本当に子どもたちは臨時休業を、トータルで二十日強いられておりました。保護者、そして子ども、本当にいろいろな意味で我慢をしていただいて過ごしていただいております。特に、学校給食の提供というのは、子どもたち、保護者にとっても非常に有意義なものでございます。そういうのも含めまして、子育て世帯にとりましては、家庭でお昼の準備をするということ自体が非常に負担になったんですが、それを少しでもカバーできればという意味合いでの、今回の事業ということになっております。 ○六番(遠目塚文美君)  そこで、市長、今回のこの支援策につきましては、全ての世帯ではないかと思います。ただ、今の教育長のお話を聞く限りでは、全ての世帯が大変今回の休校によりまして、大きな影響を受けていると思いますが、今回、特化した形でという支援は理解はいたしておりますが、今回のこの支援策についての思いと、また、今後についてのお答えをいただければと存じます。 ○市長(村岡隆明君)  第三号補正にも上っておりますが、子育て世帯への臨時特別給付金等もございますし、えびの市独自の商品券の給付につきましても、生まれた赤ちゃんから含めて全てお一人に一万円と、そういったことも、子育て世代への全般的なサポートにはなっていると思っております。  今回、準要保護とひとり親の世帯の皆さん方に、さらにという形で提案をさせていただいておりますが、やはり就業の中でウエートを占めるお父さんお母さんお一人であられると、影響も大きいのではないかということもかんがみまして、ひとり親世帯、準要保護世帯のところに、僅かではございますけれども、応援という形で予算計上をさせていただいたところでございます。 ○六番(遠目塚文美君)  次に、もう二点ほどお聞かせをいただきたいと思います。  説明書のほうでお聞かせください。説明書三ページです。新型コロナウイルス感染症対策事業、先ほど竹中議員、また田口議員からも質疑がありました内容と重複しますが、地産地消応援消費対策事業二百七十万円計上されております。これにつきましては、県としての補助二百四十万円と、市独自としての支援、飯野高校生を対象とした地産地消推進ということで、二本立てでの支援かと確認をさせていただいております。  そこで、市長、本来ですと、飯野高校は県立高校でございますので、県全般的に見ましても、県立高校で県が旗振りをして行ってもいい事業であるかとも思いますが、そこをあえて市独自としての計上をされた思い、そういったものをお聞かせいただきたいと思います。 ○市長(村岡隆明君)  学校給食の推進に関しましては、これとは別に枝肉がなかなか消費されないという部分もございまして、えびの市での単独での実施ということもある程度考えていたところではございますが、県のほうがこういった事業を組んでいただきましたので、県の事業を活用して取り組みたいと。  その中で、飯野高校では給食という形での提供はできないんですけれども、高校生にもぜひ小学生、中学生と一緒に地産地消、同じ課題を解決するという意識も持っていただきたいという部分もあって、市の単独でも取り組んでいこうということにしたところでございます。 ○六番(遠目塚文美君)  では、最後にお聞かせをいただきたいと存じますが、今回の定例会におきまして、議案第三十三号にも、肥育牛経営形態の皆様への御支援でありましたり、先ほども質疑いたしました報告第十号につきましても、専決処分ではありましたが、肥育農家への支援だったかと存じております。  四月三十日の四月臨時会以降、畜産農家への補助、また支援というのが数々出されておりますが、その後、五月八日にえびの市議会としては提案させていただきました要望書の中に、公平な支援という文言を明記させていただいております。今回は肥育牛農家の皆さんへの支援となっておりますが、公平という視点では、今後どのようなお考えをお持ちか、お示しをお願いいたします。 ○市長(村岡隆明君)  商工業者への支援等も、これまでも行っておりますが、今回のコロナウイルスの対応につきましては、ほぼ全ての市民の皆様方が、経営も含めてですけれども、影響を受けられていると思っております。  特に大きな影響を受けられている、緊急性の高いところから、政策として反映させていただいておりますが、当然、国やら県の五〇%減、七五%減まではいかないけれども、影響を受けていらっしゃるというような方々の御意見等も賜っておりますので、そういったいろいろな影響を受けている方々への公平な形でのサポートということを考えていく必要があろうかと思っております。  余り影響が少ないところの方には、少し我慢していただいて、影響の大きいところからサポートしていく、それが最終的にはきちんとした経済に乗っていくような形での後押しになるような政策を今後ともまた検討していきたいと思っております。 ○税務課長(川野利光君)  大変失礼しました。先ほどの遠目塚議員の徴収猶予制度と、それから固定資産税においてということで質問いただきました。  まず徴収猶予制度につきましては、申告ではございませんで申請でございます。  それと固定資産税中小事業者等に対してのところで、そのまま徴収猶予制度を引っ張ってきて、二〇%のボーダーがあるということで申し上げましたけれども、それはあくまでも徴収猶予のことでございまして、固定資産税につきましては、令和二年二月から十月までの、ここは変わりません、任意の三か月間の売上高が、前年同期間と比べて三〇%以上五〇%未満減少しているものは二分の一、それから五〇%以上減少しているものはゼロでございます。  大変失礼しました。訂正しておわび申し上げます。 ○六番(遠目塚文美君)  以上で私の質疑を終わります。 ○議長(北園一正君)  しばらく休憩いたします。                     休憩 午前十一時  一分                     開議 午前十一時  十分 ○議長(北園一正君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、十三番西原政文議員の発言を許します。西原政文議員。 ○十三番(西原政文君)  それでは、全世界を揺るがした新型コロナウイルスによる被害のもとで、今回、市長は補正予算並びに条例改正を提案されています。その中で、幾つかお尋ねしたい点がありますので、分かりやすく御説明を願いたいと思います。  まず、専決処分した市税条例についてお尋ねをいたしますが、この条例改正によって、それぞれの固定資産税並びに軽自動車税に関する問題が提案されていますが、この市税条例の改正の主な影響する分野について、御説明をお願いします。 ○税務課長(川野利光君)  改正につきましては、徴収猶予制度がまず頭に来まして、これにつきましては、全ての税でございます。なので対象につきましては、数はちょっと把握しておりませんけれども、全ての税が対象になります。それから、固定資産税におきましても、中小事業者等ということですので、個人も含めて全てが対象になります。軽自動車税につきましては、軽自動車を取得される方についてが対象となります。 ○十三番(西原政文君)  全てが対象となると説明されるんですが、具体的には、今回、先ほども遠目塚議員からもお尋ねがあったようでありますが、これについて、曖昧な点が幾つか見られるんですね。判断基準が曖昧な点、これについては、国からそのように、先ほど説明あったんですが、えびの市としては、どのように対処するのか、いわゆる何割減、二〇%減だとか、それに対する分ですね、これについては、えびの市としては曖昧で、片や一人は対象となって、片やもう一人は対象でないというのが起こり得ると思うんですね。それは申告の関係でも影響すると思うんですが。そこら辺の対応はどのようにされようとしているものか、ちょっとお聞かせください。 ○税務課長(川野利光君)  先ほど遠目塚議員からの質問でもお答えしましたけれども、納税者からの申告相談ということで相談を受けております。基本的には、先ほども申し上げましたが、納税者の方が納付できればそれにこしたことはありませんので、もうその時点で納付していただいたほうが基本的にはいいかと思います。ただ、どうしても納税できない場合に限って、そこら辺を、収入の関係ですとか、今、貯蓄がどれぐらいですとか、そこら辺の収支の状況をきちんと聞き取りした上で、それに対する証明書もつけられるんであればつけていただいて、できないんであれば聞き取りをしながら、そのケースに応じて、個々の状況に応じてきちんと対応しているところでございます。  だから、二〇%のボーダーがちょっと幅があるということで、先ほど申し上げましたけれども、少し余裕のある方については、例えば二二%ぐらいの減収であっても、これぐらいは納付していただけるのではないかということで判断しますし、収入の状況が厳しい方については、極端に言えば一割であっても、そこら辺の納税の猶予について柔軟に対応するようにということで通達が来ておりますので、そういった対応をさせていただいております。 ○十三番(西原政文君)  今も税務課長からそのように今説明があったとおりなんですが、その人によっては二二%とかという、その曖昧さが出てくると、非常に納税者が、全ての市民が困難な状況に陥っていると私は思うんですが。そういった方々によって、二二%でも一五%でも、ではそれが対応になるのか。できれば、そういった本当に全国の中小業者、また、今、畜産業も含めて、また、野菜農家の方々も出荷がとまっていたり、道の駅も長いこととまっている中で、収入減となっている中で、そういった方々を対象として、これがどこら辺まで市税条例が影響するのかですね。  これを見てみますと、今回、改正分は、そう大した影響はしないのかなと思うんですが、第二十四条が新たに付け加えられて、市税条例改正となっているようでありますが、いわゆる固定資産税の減免対象者は、全ての市民の業者、また農家なども対象となると判断していいですか。 ○税務課長(川野利光君)  固定資産税を納付していただいている方につきましては、全てが対象となります。 ○十三番(西原政文君)  固定資産というのは、ほとんどの場合が収入を生まない、不動産、アパート収入などは除いては、農家や中小零細な業者というのは、固定資産というのは収入を生まないんですね。確かにそれがあることによって利益は出てきませんから。それを使うことによって利益が出てくるということで、非常にこういった今回のような事態には非常に困っておられるんだなというのが、全国でも報道されているとおりです。  ですから、今回は、えびの市の全ての事業を行っておられる方の固定資産税の対象となると、これは確認でいいですか。 ○税務課長(川野利光君)  そのとおりでございます。 ○十三番(西原政文君)  問題はこの運用の問題ですね。これ、運用するに当たって、先ほど曖昧な点と言いましたけれども、これらを提出するに当たって、例えば年間で見るなら、確かに三月期の確定申告で分かるんですが、この短期間において、今年の一月、二月、三月、四月、五月において、この中での収入減というのは、どのように本当に判断するのかですね。  これ、納税相談だっておっしゃるんですが、納税相談をするに当たって、収益減というのは、果樹園芸から畜産、飲食にわたって、一部はそれに関わる働く人たち、働いておられる方々も含めて影響を多大に受けられたんですけれども、こういった方々が対象となるというふうに判断していいと思うんですが、私が今上げた業者全て対象になりますか。 ○税務課長(川野利光君)  対象となります。 ○十三番(西原政文君)  対象となるということで確認いたしました。  そしてこれの納税相談、これ、運用に当たって、これに固定資産の猶予をしてほしいという相談があったときに、あるときに、これは先ほどは申告制だとおっしゃったと思うんですが、これについての提出書類などについては、これまで、今回、コロナ対策で全国で問題になっているのは、相談に行ったら、あの書類がない、これがないと言われたというのが、そして実際には様々な施策の対象とならなかったというのが言われています。  今回、えびの市のこの固定資産税の猶予ですね、これに対する書類等については、どこらまでを要求するものか、これについて、もう明確な指針は出ていますか。基準は出ていますか。出ていたら教えてください。 ○税務課長(川野利光君)  国と県のほうから来ておりますが、まず、徴収猶予の特例を受けるには、新型コロナウイルスの影響によって、あくまでもコロナウイルスの影響によって、令和二年二月以降の任意の期間において収入が前年同期に比べ二〇%以上減少していることとなっております。  それと、先ほども申し上げましたけれども、そのときに一時に納税を行うことがあくまでも困難であることというのを二つの要件を満たす方が対象となります。  例えば納税者からの申請が五月二十七日の場合は、令和二年二月の売上高と平成三十一年二月の売上高の比較、もしくは三月との売上高の比較、それから申請時点で、一時に納税を行うことがある状況の確認のために帳簿等で確認することを求められております。
     それから、申請者がその添付すべき書類を提出することが困難である場合には、添付までは必要としないということになっております。帳簿等の確認をすることが困難な場合には、聞き取りによる、まず第一番目に収入状況の比較、それから財産状況の比較、それからまた市で持っている財産調査資料等をもって代替するなど、柔軟な対応に努めてくださいということで通達が来ております。 ○十三番(西原政文君)  そういった関係書類がそろわないだとか、そういった方々がおられて、国の施策に間に合わなかったとか、対象にならないというのは随分報告されているんですね。  今、課長が補足で説明された、聞き取りによる、それによって対応するということで判断したいと思うんですが。ここらが本当にこの条例改正の趣旨、いわゆる本来の目的に即すように、書類などの不備によってこの対象とならないなどということがないようにしていただきたいと思うんですが、そういったことは想定はされていませんか。 ○税務課長(川野利光君)  あくまでも徴収猶予でございまして、一年後は納付していただくことになります。例えば五月一日までの納期でございますと、来年の五月になった場合は、二回分同時に支払うことになって、それが負担になると、かえって市民の方々に、納税者の方々に迷惑かけることになりますので、できましたら、現時点で、今できるときにその分だけでも納めていただくような指導を大前提として相談を受けることにしております。  だから内容によっては、書類の不備によって許可をしないということはないと思うんですけれども、お互い相談しながら、納得のいくような状況では、ちょっと無理なことを言うかもしれませんけれども、極力納めてくださいというようなお願いはしてまいりたいと考えているところでございます。 ○十三番(西原政文君)  大体今回の、今の課長の説明で、この報告の第八号市税条例の一部改正の中身が分かったように思うんですが。これはいわゆる固定資産税の一年間猶予であって、これに該当したからといって。本当に、ではこれが経営を守る上でどうかといったときに、もう特に目に見えるのが、えびの市内においては、大手の飲食業ですね、それとかそれに関わる業者が多大な被害というか大きな影響を受けているわけなんですが、こういった方々の本当に救済になるかといったら、ただ一時的に固定資産税を一年間猶予するよと、全てが対象となったとしても、そういったことであって、余り本当の支援策になるのかなという疑問を持ったわけですが。  担当課として、この市税条例の、今度改正を専決したことによって、どれぐらいの業者が影響を受けて、先ほど把握されていないとおっしゃったでしょうかね。この条例に該当する業者数というのは、どれぐらいを予定しているものか教えてください。 ○税務課長(川野利光君)  まず、議員のほうが徴収猶予と、それから固定資産税の減税の部分、軽減部分についてちょっと誤解があるようですので、徴収猶予制度については全ての税が対象となります。固定資産税については、経営の状況によって、先ほど申しましたけれども、三〇%から五〇%未満減少しているものは二分の一、それから五〇%以上減少しているものは評価額をゼロにするということですので、令和三年度課税の一年分に限っては、償却資産、それから事業用家屋に係る固定資産税については減額となる予定でございます。  それで、数の把握につきましては、全体の対象数はもう全体なので数字ではちょっと言い表せませんけれども、四月二日に最初の相談がございましてから、飲食業関係が四事業所の七件、それから建設業関係が一件、個人の方が一件相談にみえられております。 ○十三番(西原政文君)  専決処分して、その後、相談に来られた方がおられるようですが。その方々は対象としたものか、なったものか教えてください。 ○税務課長(川野利光君)  それぞれ相談がございまして、許可したところにつきましては、一件でございます。あとにつきましては、申請書等を手渡した方もおられますし、相談の段階で持ち帰り検討という方もございます。 ○十三番(西原政文君)  一時しのぎ、今後、猶予になる部分については、これが一時しのぎも含めて、当座大変な方々もおられますので、この趣旨が本当に有効に生きるように対応していただけるものと願っておりますが、また、この結果については、また今後機会があれば確認をしてまいりたいと思います。 ○税務課長(川野利光君)  先ほどの件数につきましては、あくまでも徴収猶予の相談に来られた方々の件数でございます。固定資産税の減免につきましては、九業者の方が相談にみえまして、その全てを対象額を軽減したところでございます。トータルで三百万円ほどでございます。 ○十三番(西原政文君)  ぜひえびの市の専決処分までして行われた条例であって、ぜひ困っておられる方々が少しでも経営を進めていけるようにしていただけるものと願っておきますので、お願いしておきます。  次に、報告の第九号専決処分した令和二年度えびの市一般会計予算の補正(第三号)についてお尋ねをいたしますが、今回、子育て支援や新型コロナウイルス感染症対策事業として児童福祉総務課と観光商工課、その他から提案がされているようでありますが、もう専決処分されて、その前に、専決処分をしたのは、日付は、先ほど私が聞き違えかしれません、専決処分したのはいつですか。 ○財政課長(宮浦浩二君)  令和二年五月一日でございます。 ○十三番(西原政文君)  そこでお尋ねいたしますが、国の子育て支援については国の全て国県の支出で、また、商工観光課については市単独として二千万円の予算が計上されているわけなんですけれども。これが五月一日に専決処分されて、もう今月は五月二十五日でありますが、これの進捗状況についてはどのようになっているものか、二十五日間がたっているわけなんですが、どのように進んでいるものかお聞かせください。 ○こども課長(永田祐雄君)  進捗状況ということでございますが、子育て世帯への臨時特別交付金事業でございます。本日五月二十五日、本日でございますが、公務員以外の対象者へお知らせ文書を発送する予定でございます。六月五日まで、受領することを希望されない方について申出期限ということで六月五日までを見ておりまして、振り込み予定といたしましては、六月十日以降で、できるだけ早い期間、現在では六月十五日を予定しているところでございます。 ○観光商工課長(吉留伸也君)  現在の進捗状況について御報告いたします。五月一日、告知等を行いまして、七日から受け付けを始めたところですけれども、現時点で、先週二十二日までの申請受け付けが百十三件となっているところでございます。 ○十三番(西原政文君)  観光商工課については、百十三件が申請があったということですね。これはそれぞれに予定件数は何件を見ておられますか。こういう予算化した段階で、対象件数はそれぞれ幾らですか。 ○こども課長(永田祐雄君)  子育て世帯の臨時特別交付金でございます。公務員以外の対象者と、公務員の対象者と、大別すると二つの対象者がございます。通常、私どものほうの業務でございますと、公務員以外の対象者というところで、児童手当を交付をいたして支給しているところでございますが、公務員については把握をしていないところでございます。  したがいまして、見込みといたしまして、公務員以外の対象者として千八百人程度、公務員の対象者といたしましては五百五十人程度、不足がないよう余裕を見た予算要求上での算定数ということでございますが、合計の二千三百五十万円というところで計上いたしているところでございます。 ○観光商工課長(吉留伸也君)  当初、観光商工課のほうで把握できている対象事業者数というのが、保健所から示されました飲食業の営業許可を受けている事業者が二百四件でございましたので、全体的にはこの二百四件を対象といたしておりますけれども、周知の方法として、連休明けの七日の行政事務連絡会議の文書での発送でありますとか、あとホームページや、一部の商工会等において把握できている事業者につきましては、一日の日に直接郵送いたしまして、周知をさせていただいたところでございまして、今の申請者数になっているところでございます。 ○十三番(西原政文君)  これ心配するのは、広報文書だけでは、なかなか徹底しない。私、今回、新型コロナウイルス感染症関連で思ったのは、やっぱりなかなか、最近ではよくまちで見かけるんですが、若者たちやら、営業を行っている方々はそんなことないとは思うんですけれども、なかなか学校関係者も聞いていていただきたいんですが、重要なニュースやらお知らせが、なかなか市民の目に届かない、国民の目に届かない。なぜだろうなって思って、私はすごくコロナ感染問題で心配だったのは、本当にテレビやら行政機関が発信しているのに届いていかない、その情報が届いていかない。なぜだろうと思っていると、もしかするとスマホじゃないかなと思うんですね。多くの者がスマホばっかり見ている、新聞は見ない、テレビを見ない、スマホだけを見ているというのがあるのではないのかなという、ちょっと心配をしています。そういった状態が市の行政についても、観光問題や子育て支援での支援策についても行き渡らない部分があるのではないのかなと、この間、思っています。  と申しますのも、今、商工観光課から連絡があった分について、郵送については百十三件あったというのですが、この対策については、もう専決処分でして、新聞報道などでもされて、広報もされたと思うんですけれども。これが二百四件の対象者がある中で、百十三件だっておっしゃる。だからそこら辺が市民の皆さんへ行かないのではないかなと。ましてや、もう夜の御商売なさっている方々は、一部にはもう店閉じた方もおられます。そういった方々はなかなか新聞報道にもテレビ報道にもなかなか目が行かない人たちもいるのではないかなと思いますので、ぜひ万全の手を打っていただきたい。  こういった方々がコロナ感染症が収まったら、もしくはめどがついたら、また頑張って元気よく御商売ができるように、そういった意味で、この対策を組まれたと思いますので、その対策をしていただきたいと思いますが、その手順はもちろんされていると思うんです。ですから、そういったことについては、どのようにされようとしているものか、最後にお尋ねいたします。 ○観光商工課長(吉留伸也君)  ただいま御指摘のとおり、十分に周知がされていないというおそれもございますけれども、保健所から提供いただいたこの二百四件という事業者、あくまでも許可を出されていて、廃業されているかどうかすら分からない状況でございますので、おおむね担当係のほうでは個別に聞き取り等、現場を巡回なりしながら、対象事業者がいないかどうかは、今聞き取り等しているところでございまして、十分に周知ができるようには努めてまいりたいと思っております。 ○こども課長(永田祐雄君)  子育て世帯への臨時特別交付金の対応でございます。支給対象者といたしましては、本年度、児童手当の令和二年四月分、三月分を含むものでございますけれども、本給付の事業者ということで、対象者が限定されております。先ほど申し上げましたように、公務員以外の対象者については、本課のほうで対象者が特定できますので、その方への周知をいたす予定でございます。  それと公務員の対象者については、所管庁の証明を添付して申請ということになっておりますので、所管庁への文書での依頼ということを既に済ませて、申請漏れがないような対応をとらせていただいているところでございます。  それとホームページで給付金についてのお知らせと広報えびのお知らせ版で、六月五日号でございますけれども、掲載を予定しているところでございます。 ○十三番(西原政文君)  まず、子育て臨時給付金については、これは申請をされて、これは現金給付ですか、振り込み、これはどのように、申請があった場合に、もしくはこれから申請されようとする人についての給付は、これはどのようにされるんですか。 ○こども課長(永田祐雄君)  児童手当の公務員以外の対象者につきましては、児童手当で届けをしていただいている銀行等の口座がございますが、そこへの振り込みということにいたしているところでございます。  それと公務員の対象者につきましては、口座振り込みを予定はいたしておるんですけども、申請いただいた口座に対して振り込みということを予定しているところでございます。 ○十三番(西原政文君)  大分様子が分かりましたし、現状も把握をさせていただきました。  ぜひ、今回、新型コロナ、多大な物理的な、金銭的な、経済的な、精神的な影響を受けられた方々の救済に少しでも結びつくように、各担当課の方々は大変御苦労だと思うんですが、ぜひ御尽力を最後まで願いたいと思います。  次に、報告の第十号ですが、本日は第三十三号についての質疑の中でも畜産農家の支援やそういった方々の支援が随分ともう本当に肥育生産においても大変な状況がある中で、今回、市単独で二百二十五万円という予算の中で支援事業を取り組まれるわけなんですが。  今、えびの市内における畜産業、とりわけ問題になっているのは、肉用牛また生産農家のことが話題になっているようでありますが、担当課としては、現状はどのようになっていると思っておられるのか。まず、その前に、担当課に聞くよりも市長にお尋ねしたいと思うんですが、今回、この予算化をされた中で、今、えびの市の和牛生産農家がどのような現状になっているとお考えで、今回の予算措置されたものか、ちょっと市長に見解を望みたいと思います。 ○市長(村岡隆明君)  もう皆さん御案内のとおり、子牛の価格はかなり長い時期において高い値段で取引をされておりましたが、今回、コロナの影響で枝肉が消費されないというところ、そしてこれまでの子牛の価格が高いという状況を考えますと、肥育農家がやはり導入に向けて大きな負担がこれまでもあったと。しかも中国への輸出というところへの期待もあったわけでございますが、そういったものもかなわないという状況で、現時点においては、かなり肥育農家の皆さん方に負担がきていると考えておりますし、ここを改善しないと、現時点でも子牛の価格も下がってきておりますし、将来的にも経営を続けていくのが非常に難しい状況になっていると考えておりますので、専決も含めて、今回提案させていただいている第三十三号も含めて上手に活用していただいて、えびの市の産業をしっかり守っていきたいと思っております。 ○十三番(西原政文君)  市長から、議案第三十三号にも一部触れられましたけれども、第三十三号においても、市長に見解をお聞きする予定でいるわけなんですが。本当に今畜産農家、とりわけ肥育農家が高い牛を買って、今、出荷時期に来ている中で、大変厳しい状況ではないかなと思います。そういったことが十分反映して、今回、このような予算化されていると思うんですが、もう本当にこれらについては、もう悲惨な状況ではないかなというふうに思うんですよね。大きな中小も含めた、サービス業と同様に、今、えびの市の畜産が大変困難な状況にこれからますますなってくるのではないかなと心配するわけです。それについて、市長がどのように見ておられるかなとお尋ねしたわけですけれども。  今後、まだ見通しもつかない中では、市長も大変御苦慮されていると思うんですが、これから市長としては、今後第三十三号も含めてどのように考えて今回予算化されたか、もう一遍再度確認して整理をしてちょっとお聞かせください。 ○市長(村岡隆明君)  これまでも適時必要な予算を組んできておりますので、この畜産対策のみならず、時代の流れにおいて必要な予算は今後ともしっかり市民の皆さん、今回の問題であれば農家の皆さん方等の意見もしっかり聞きながら、随時対応していきたいと思っております。 ○十三番(西原政文君)  状況を見ながら、また、市長も現場に赴かれて生産農家や畜産農家の声も聞きながら対策をぜひとも打っていただきたい、適切な対策、行政の仕事としてしていただけるように。  また、もう一つは、これは第三十三号にも重なってお願いというか念頭に置いていただきたいのですが、本当に国の施策が本来の市民や国民の、また関係業者団体などの救済につながるように、支援につながるように、適切な対策と指示をしていただきたいことを申し上げて、議案第三十三号にお尋ねをいたしたいと思います。  今回、本格的なというか、補正予算をコロナ対策で組まれておりますが、このコロナウイルスがえびの市に現在までどのような影響を受けているものか、ちょっと重複する部分もありますが、市長はどのように認識しておられて今回のこの予算化をされたものか、ちょっとお聞かせください。 ○市長(村岡隆明君)  それぞれ影響があったと思いますが、当然、人の移動の自粛ということを求められておりますので、特に経済活動等には大きな影響があったと考えております。そういったものを影響等も鑑みながら、住民の皆さん方の御意見を聞いて政策に反映をさせているところでございます。 ○十三番(西原政文君)  本当に様々な分野において、多大な影響を現在与えて、また今後まだまだこの状態が続くのかなというふうにちょっと心配するわけなんですけれども。確かにえびの市においては、現在まで感染者が発生しなかった、市民の皆さんや市民、県民、国民の皆さんの御協力もあって、えびの市には侵入させなかったという点で、非常にありがたかったなと思うんですが。これがえびの市にも発生したとなると、また対策は違ったと思うんですけれども。  今後とも、今回支援を出されて、対策はそれぞれ分野において対策を今後されていなければいけないと思うんですが、今回の補正予算で最後とは思いませんけれども、今後、今回出されたこの支援が、どのように市民の暮らしや業者の暮らしに影響すると、させると認識されているものかお聞かせいただきたいと思います。 ○市長(村岡隆明君)  それぞれ事業目的に記載してあります目的がしっかり達成できるように、予算をお認めいただければ、予算執行でもしっかり効果が出るように進めていきたいと思っております。 ○十三番(西原政文君)  こういった対策が組まれるように、ぜひ、今、市長も述べられたように、ぜひ、市内業者や関係産業の方々が、コロナ対策が本当に収まってからも、安心して暮らして、営業や農業ができるように対策を打っていただきたいということを申し上げて終わりたいと思います。どうもありがとうございました。 ○こども課長(永田祐雄君)  すみません、西原議員の御質問の中で、今後の予定というところで御質問がありまして、十日以降のできるだけ早い時期と、今のところ六月十五日というところで御答弁申し上げましたけれども、六月十五日の予定というのは、公務員以外の方の振り込み予定日でございまして、公務員の方につきましては、その後の七月以降での予定ということを計画いたしているところでございます。説明が十分でなくて訂正させていただきたいと思います。 ○議長(北園一正君)  ほかに質疑の通告はありません。以上で質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております報告第七号専決処分した損害賠償の額の決定については、以上をもって終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております報告第八号から報告第十号までは、議会運営委員会の決定のとおり、会議規則第三十六条第三項の規定により、委員会への付託を省略いたします。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北園一正君)  御異議なしと認めます。よって、報告第八号から報告第十号までについては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。  これより、討論に入ります。討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北園一正君)  討論なしと認めます。以上で討論を終結いたします。  これより、採決に入ります。  報告第  八号 専決処分したえびの市税条例の一部を改正する条例の承認について  報告第  九号 専決処分した令和二年度えびの市一般会計予算の補正(第三号)の承          認について  報告第  十号 専決処分した令和二年度えびの市一般会計予算の補正(第四号)の承          認について  以上、三件を一括採決いたします。  本案は、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北園一正君)  御異議なしと認めます。よって、本案はいずれも原案のとおり承認することに決しました。  お諮りいたします。議案第三十三号につきましては、議席に配付いたしております令和二年度予算審査特別委員会の設置についてのとおり、議長を除く全員をもって構成する特別委員会を設置し、これに付託の上審査したいと思います。  なお、当該特別委員会の設置につきましては、付託案件の本会議採決をもって終了することといたします。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北園一正君)  御異議なしと認めます。よって、お諮りのとおり、議案第三十三号については、令和二年度予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上審査することに決定いたします。  この際お諮りいたします。ただいま設置されました特別委員会の正副委員長は委員会条例により互選することになっておりますが、この手続を省略し、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北園一正君)  御異議なしと認めます。よって、互選の手続を省略し、議長において指名することに決定いたしました。  それでは、申合せに基づき正副委員長を指名いたします。  令和二年度予算審査特別委員会委員長に遠目塚文美議員、副委員長に中山義彦議員を指名いたします。  ただいま設置されました特別委員会の委員長は、委員会を招集し、議案審議を行ってください。  議案審査のためしばらく休憩いたします。                     休憩 午前十一時五十八分                     開議 午後 三時四十五分 ○議長(北園一正君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  報告いたします。小東和文議員より、午後からの会議に欠席する旨の届出がありましたので報告いたします。  それでは、ただいま令和二年度予算審査特別委員長から、議案第三十三号についての審査結果の報告がありました。  お諮りいたします。この際本件を日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北園一正君)  御異議なしと認めます。よって、お諮りのとおり決定いたしました。  それでは、議案第三十三号につきまして令和二年度予算審査特別委員長の報告を求めます。遠目塚文美令和二年度予算審査特別委員長。 ○令和二年度予算審査特別委員長(遠目塚文美君)  それでは、本臨時会において予算審査特別委員会に付託されました議案一件について審査をいたしましたので、予算審査特別委員会としての報告をいたします。  本臨時会で当委員会へ審査を付託されましたのは、議案第三十三号令和二年度えびの市一般会計予算の補正(第五号)についてです。  議案審査については、五月二十五日本日一日間で審査をいたしました。審査結果につきましては、討論はなく、採決の結果は全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  付託議案につきましては、特に報告すべき事項について報告いたします。  まず、予算書八ページから九ページ、六款、農林水産業費、一項、農業費、目四、畜産業費、説明欄〇〇五、新型コロナウイルス感染症対策費九百一十万円について報告いたします。  委員からの質疑として、肥育牛部門は、えびの市の農業粗生産額のおよそ五〇%を占める重要な産業である。ほかの県や市町村でも様々な支援策が講じられている。今回の支援策のみでなく、今後も肥育農家や生産農家の意見を聞いて対策を検討してほしいとの意見がありました。  答弁としては、えびの市独自の支援策を示してほしいとの意見もお聞きしている。今回も支援については西諸二市一町で協議をした上での単価設定である。今後も引き続き畜産対策班、経営対策班、農産園芸対策班で編制している庁内の新型コロナ対策チームで、各部会の意見などを伺いながら、協議検討していきたいとのことでした。  次に、予算書十ページから十一ページ、十款、教育費、五項、保健体育費、目三、学校給食費、説明欄〇〇三、新型コロナウイルス感染症対策費二千三百六十万三千円について報告いたします。  質疑として、この学校給食費補助金の二千二百九十四万九千円の事業の詳細について問われました。  答弁としては、今回の対象者は、えびの市内の小中学校に通う児童生徒並びに市外の特別支援学校へ通う児童生徒、合わせて千三百五十二名である。期間については、五月二十五日から十月九日の一学期最終授業日までの七十三日分を無償と考えている。特別支援学校に通われている児童生徒については、給食費免除はできないため、自己負担された給食費を別途申出をいただき、後日現金振り込みでの対応を考えている。また、アレルギーなどがあり、給食が食べられない児童生徒に関しては、現在、お弁当を持参いただいているので、給食費一日二百一十九円掛ける実食日数を現金にて支給するとのことでした。  以上、予算審査特別委員会の委員長報告とさせていただきます。 ○議長(北園一正君)  以上で委員長の報告は終わりました。
     これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北園一正君)  質疑なしと認めます。以上で質疑を終結いたします。  これより、討論に入ります。討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北園一正君)  討論なしと認めます。以上で討論を終結いたします。  議案第三十三号令和二年度えびの市一般会計予算の補正(第五号)についてを採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北園一正君)  御異議なしと認めます。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。  お諮りいたします。今期臨時会において議決されました議決案件などの条項、字句、数字、その他の整理を要するものにつきましては、会議規則第四十一条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北園一正君)  御異議なしと認めます。よって、議決案件などの条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任することに決定いたしました。  以上で、今期臨時会に付議された案件の審議は、全て議了いたしました。  これをもって、令和二年五月えびの市議会臨時会を閉会いたします。                     閉会 午後 三時五十四分...